2004~2005年度

テーマ

常に倫理感を持って行動し、職業を通して社会に奉仕しよう

会長 真野 泰治

当クラブは、昨年5月に創立5周年を迎えたばかりの若いクラブであります。
私を含め、チャーターメンバー、またその後で入会された新会員は、ロータリーを充分理解した上で入会された訳ではありませんが、現在ではロータリーについての基礎的な知識も得、更に様々な行事を通じて理解の度を深めつつあります。会員同志の親睦も深まり、クラブ行事には全会員が積極的に参加しようという状況に育って来ております。これは経験ある歴代の会長、幹事、会員の方々によるご指導の結果と存じます。といって現在、全会員が未だロータリーに付いて同じレベルの知識を持っている訳ではなく、当然ながら、それぞれ会員になってからの経験年数で理解の差があります。更に職業、人格、年齢の異なった人たちが、共に心をひとつにして、ロータリアンとして同じ目標に向かって進んで行くためには、お互いにかなりの努力が必要です。
先ず思想的にはロータリーの基本である「奉仕の理想」を、そして日常活動においてはクラブ内の「良い雰囲気」が必要だと思います。そして「良い雰囲気」の造成には「親睦」が大切ですが、真の「親睦」には、「尊敬」と「信頼」がなければなりません。この基本については歴代のガバナーやカウンセラーが様々な形で提唱されて来ていますが、私もこの点に留意して行きたいと思います。
今まではとにかく情熱を持って突き進んで来た5年間でしたが、ロータリーを知るにつれて、ロータリーの素晴らしい部分と同時に矛盾を感じる部分もあります。5年を過ぎ、慣習やマンネリの芽が出はじめる時期でもあります。
私は上記について心しながら、更に良いクラブへの発展のために努力したいと存じます。「幹事」には経験と実力ある遠藤憲治氏を迎えることができ幸いです。お互いに頑張りますので皆様方の絶大なるご協力を賜りますようお願い申し上げます。

幹事 遠藤 憲治

真野会長よりご指名を戴き2004~2005年度のクラブ幹事をさせていただくことになりました。クラブ会員の皆様にはよろしくお願い申し上げます。
荒川クラブの時から数えますと、14年のロータリーライフを過ごしてまいりましたが、この間色々な役職、委員長をさせていただき、そのたびに一つ一つとロータリーを理解してきたように感じます。今回はクラブ幹事という、クラブ全体を見渡すことのできる役職を拝命しましたことは、私のロータリーライフにとりましては、大いなる勉強の一年になることと思っております。
至らぬところが多々あるかと思いますが、その時は「ロータリーの友情の精神」をもってお許しいただくことと、皆様の絶大なるご協力をここにお願い申し上げます。