2007~2008年度

テーマ

ロータリアンであるという事

会長 伊澤 英敏

東京リバーサイドロータリークラブ 2007-08年度の会長をご拝命頂き、年度の開始に当たりご挨拶を申し述べさせていただきます。
現在の社会において、近年特に重要視されているのが、「心」に関する事柄と「環境回復」に関する事柄であるように感じます。「青少年による異常犯罪」・「学校内のいじめによる自殺」などの青少年問題や、安部総理が過日発表された「排出二酸化炭素を半減させる提案」などが皆さんに強い記憶として焼きついていると存じます。
本年私どものクラブが設立10年目の節目となる年度を迎え、本年までの活動を考えますと先輩諸氏のご指導のもと「インターアクトクラブの設立・活動支援」・「オオムラサキの飼育による命の大切さを伝える活動」など、現在の社会問題解決に積極的に取り組んできたと感じております。
このくくりとなる年度におきまして、私どもメンバー全員で経過した9年を反芻し原点にもどり「自分がロータリアンである事」「ロータリアンとしての社会への取り組み」を今一度確認しておくことが、さらなる発展的な次の10年に進んでいくために重要と考えます。
ロータリアンからルーチンとして唱えられてきた「四つのテスト」や ” They profit most,who serve best. ” という文言が、まさに現在社会において我々が目指すべきもっとも的確な考えかたであると私は感じております。
時代要請に一致した奉仕活動を実践してきた私たちのクラブは誇りをもてるクラブであり、私は自分がロータリアンであることに自信を持っております。
メンバー全員が「自分がロータリアンであること」にさらなる誇りと自信を持ったクラブを確立していくことにより、多くの新しい友人をお迎えすることも可能になっていくと確信いたしております。理想のロータリアン、理想のクラブを達成するのには長い時間と奉仕活動の継続が必要です。しかしはっきりとした意識をもって臨むことにより近づけていくことは不可能なことではないと考えます。
任期を頂戴いたします1年間におきましてメンバーの皆さんから情熱と英知を頂きながら、全員の協力をもって充実した年度を作り上げてまいりたく存じます。
微力ながら全力で奉仕活動に取り組む所存でございますので、皆さまのご理解とご協力を賜ることをお願い申しあげ、ご挨拶とさせていただきます。

幹事 新谷 仁海

07-08年度、伊澤会長の下、当クラブ幹事の大役を勤めさせていただきます。浅学非才なるこの身ではございますが、この一年間、何卒宜しくお願い申し上げます。茲に一言ご挨拶をさせていただきます。
今年は、当クラブの創立10周年を迎えるめでたき年であります。十年一昔といわれ一つの節目となります。現在の会員数は、40名ではありますが、創立以来、当クラブに関わられてこられた貴重な会員は、かなりの数を数えます。多くの人々に、その時代その時代をしっかり支えて頂きながら、この年を迎えられることは、喜びの中の喜びであり、各人のその労に感謝の心で一杯であります。
10周年のテーマは、「共生 - with you」を掲げました。21世紀初頭に、「こころといのち」を改めて見つめ考える為の機会として、オオムラサキ鑑賞会・小中高生の作文公募・講演会などを企画いたし通年をかけて取り組んで参ります。
このよき期に会員各人が、入会より現在までの活動を通じて、ロータリアンであることの大いなる自覚と誇りを再認識出来る1年でありたいと思っております。そして4つのテストの具現化を進めることにより、これよりの未来へ歩む中、真のロータリアンを生み出し、ロータリー精神の根幹を揺ぎ無いものにして参りたいと考えます。職業奉仕を本質として、メンバー各位の信頼関係を構築し、相互の自己研鑽をつむことでより強力な輪を生み、奉仕の連鎖を作り上げて行くことが出来たら素晴らしいことであると願っております。
この一年間、クラブの為に全身全霊を持って勤めさせていただく所存であります。
皆々様の更なるお力添えとお智慧を賜りたく茲に重ねてお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。