国際ロータリークラブ（RI）は1985年にポリオをはじめ、はしか、ジフテリア、結核、百日咳、破傷風を同時に撲滅することを目的としたポリオプラス・プログラムを開始しました。このプラグラムのきっかけを作ったのは、第2580地区東京麹町RCの山田・峰会員の両会員です。
ポリオとは
ポリオ（急性灰白髄炎）は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは5歳未満の子どもです。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもあります。ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染です。神経系を侵すこともあり、これによって身体のまひを引き起こす可能性があります。治療法はありませんが、安全なワクチンで予防が可能です。ロータリーとそのパートナー団体は、これまで世界中25億人以上の子どもにワクチンを投与する活動を行ってきました。
ポリオの現状
1988年以来、全世界のポリオの症例は99.9％減少しています。現在もポリオが常在する国は、アフガニスタンとパキスタンの2カ国のみとなっています。
ポリオ最新情報：パキスタンとアフガニスタン（2021年）
